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絵本「カラスのからし君」6/7

カラスのカラシ君_6


ある日、からしくんがいつものようにゴミ置き場にやって来ると

この間の子猫が倒れていました。

「君、どうしたんだい?怪我してるじゃないか!」

からしくんは、羽をバタバタ動かして人間の気を引こうとしますが

誰も相手にしてくれません。

「そうだ!」

からしくんは自分の巣からキラキラ光るものを

持ってきて子猫のそばに置いていきました。

「誰かぁ 早く気がついてよ!」

からしくんが巣を何度か行き来していると、一人の男の子がそばを通りました。

『あれ なんか光ってるぞ! こんなところに子猫がいる! ケガしてるぞ!』

男の子は子猫を抱きかかえると、その場から立ちさって行きました。