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絵本「扉の向こう」6/6

扉の向こう_6

それはあたたかい日で、家のなかで女の人がひとり、椅子に座っていました。

昼を過ぎても時計の針が動いているために、自分の子どもが

昨日の夜に時計のねじを巻いてくれたのだとわかりました。

そして、家のなかのどこにも自分の子どもがいないために、

子どもがあの扉のなかへ入ってしまったのだと知りました。

そして、女の人はひとりぼっちになってしまいました。


おしまい