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絵本「アイリスの華」0/7

アイリスの華0


どこかのお話しいをパクリアレンジしました。

沢山の人物を表情豊かに置いてみたかったのと

顔はこだわらず、オーバーアクションを意識しました。

絵本「アイリスの華」1/7

アイリスの華1


地球の端っこに、小さな国がありました。

この国のお姫様はとてもワガママで、いつも無理な注文を言っては

家来を困らせていました。

ある雪のふる大晦日のことです。

お姫様は【アイリスの華で新年を祝いたい!!】と言いました。

しかしアイリスは春に咲く花なのです。

話しをきいた家臣達は、アイリスの華を探しに出掛けたのでした。

絵本「アイリスの華」2/7

アイリスの華2

家臣達が森へ探しに行くと薪拾いをしている女の子にあいました。

【おじさん達何を探しているの?】

家臣達はアイリスの華のことを話したのです。

【私も一緒に探してあげる】

そう言うと女の子は1人森の奥へと探しに行ったのです。

夜になり女の子は雪の寒さに震えていると目の前に灯りが見えました。

そこには4人の季節の妖精が新年を迎える準備の為たき火をしていたのです。

絵本「アイリスの華」3/7

アイリスの華3


【少したき火にあたらせてください】

女の子はそう言うとたき火の前に座り体をあたためるのでした。

しばらくすると冬の妖精が

【こんな大晦日の晩に森になんの用事があって来たのじゃ】

とたずねました。

女の子は事情を話すと春の妖精が

【これは僕のお客様だね。冬の兄弟よ、私に1時間だけ譲ってくれませんか?】

と言い、辺り一面を花咲く春にかえたのです。

女の子は喜んでアイリスの華を籠イッパイ摘むことができました。

絵本「アイリスの華」4/7

アイリスの華4


季節の妖精達は、女の子が森を大切にしていることをよく知っていました。

そしてお別れの際、

【何か困った事があったらこの指輪を地面に投げなさい。

僕達が君を助けに行くからね。でもここでの出来事は誰にも言ってはいけないよ】

そう言いながら春の妖精は女の子に指輪を渡したのです。

家臣達は女の子からアイリスの華をもらい、お姫様に献上したのでした。

すると、お姫様は今から直接アイリスの華を摘みに行きたいと言い出したのです。

絵本「アイリスの華」5/7

アイリスの華5


家臣達は正直に森に住む女の子からもらったと話し、

女の子に案内をさせるのでした。

女の子は悩んだすえお姫様と護衛達を連れて森深くまでやってきたのです。

【アイリスの華はどこにあるのじゃ?】

お姫様は女の子を問いただしましたが女の子は

妖精達との約束を守り答える事ができません。

次第にお姫様は怒り始めました。

【我を騙したのか!!】

女の子は困ってしまい、季節の妖精から

貰った指輪を指からはずして転がしたのです。

たちまち辺りは吹雪になり、季節の妖精達が彼女達の前に現れたのです。

絵本「アイリスの華」6/7

アイリスの華6


そして妖精達は女の子を囲むように手を繋ぎ周りだしたのです。

【冬は春ではないんだよ…】

【春は夏ではないんだよ…】

【いったいなんだ!!】

お姫様達が驚いていると、突然辺りは冬から春、そして夏から秋とかわりだし…

そしてまた真冬へ変わり、更に春夏と…。

女の子を守りつつ、季節がグルグル変わっていったのです。

【夏は秋ではないんだよ…】

【秋は冬ではないんだよ…】

妖精達の声がコダマする。

お姫様は不思議な現象に耐えられません…

【えい。わかった。わらわは間違っていた。助けてー!】

その瞬間…

季節がスーっともとに戻ったのです。

絵本「アイリスの華」7/7

アイリスの華7


お姫様はエンエン泣きながらも反省しているようです。

【お姫さん。アイリスの華を見たいのかい?】

春の妖精がたずねました。

お姫様がうなづくと、

【よーし!少しの時間みせてあげるよ!】

春の妖精は嬉しそうに、辺りに不思議な魔法をかけました。

すると、国中がアイリスの華に包みこまれたのです。

そしてお姫様は【もうわがままは言わぬ】

そういうと、女の子と一緒に春の森へとをかけだしていきましたとさ。

おしまい。