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絵本「ほしのかけら」0/7

ほしのかけら0

3作品目です。

宇宙人を登場させたくて描いてみました。

登場人物2人、場所も一緒にしてしまい描いててつまらなかったです。

絵の枚数が増えていく事に喜びがあったので、

早めに仕上げて次のページにうつりたい気持ちが強かったです。

あと今まで画仙紙を使用していたのが、ケント紙に変更。

ケント紙は画仙紙より色が薄くなり自分の好みでは無く失敗でした。

ただ残りの紙が勿体なくて、その後も数話描く事になってしまったのでした。

縦長で描いてみました。

絵本「ほしのかけら」1/7

ほしのかけら1

キーは宇宙人の男の子。

産まれた時から大事な宝物、ほしのかけらを持っています。

ある日、ほしのかけらが欠けて宇宙へ落としてしまいました。

キーは大事なかけらの破片を探しに宇宙へ飛び立ちました。

どれくらい飛んだでしょう?

キーは、青い星を見つけたのです。

綺麗な青い星。キーはひかれるように、その星におりました。

絵本「ほしのかけら」2/7

ほしのかけら2


青い星でキーは、コウという友達ができました。

コウは元気な青い星の男の子。

かけらの破片探しはそっちのけ。

毎日かけっこをしたり、かくれんぼをしたりして二人仲良く遊びました。

ある日、コウはキーに言いました。

「僕の大切な宝物を、キーに見せてあげるよ。」

コウは、ズボンのポケットから、何かをとりだしました。

絵本「ほしのかけら」3/7

ほしのかけら3


キーの目の前に差し出した宝物は、キーが落としたほしのかけらの破片でした。

得意気なコウと驚くキー。キーはようやく旅の目的を思い出しました。

そして言いました。

「それは、僕の宝物のかけらなんだ。返してくれないと、僕は帰れないんだ」

今度はコウが驚いて言い返しました。

「そんなのウソだい。綺麗だから欲しくなっちゃったんだろうっ!」

絵本「ほしのかけら」4/7

ほしのかけら4


キーは悲しくなってきました。

そして、目から涙がぽろぽろ。

泣き出したキーを見て怒っていた、コウもワーワー泣き出しました。

しばらく泣いた後コウはキーに言いました。

「本当に、これはキーのなの?」

「本当だよ?ほら?」

今度は、キーが大きなほしのかけらを見せたのです。

絵本「ほしのかけら」5/7

ほしのかけら5


大きくてキラキラなほしのかけら。

コウは思ったのです。キーの話しは本当なんだと。

キーに謝りました。

「ごめんね。キー。僕、、、」

「うん、いいよ」

二人は、かけらと破片を互いにもち、顔を見つめてニッコリ。

コウは、キーの顔を見つめてるうちに、破片を帰そうと思いました。

絵本「ほしのかけら」6/7

ほしのかけら6


「これ返すよ、無いと困るんだよね?」

「えっ。いいの?」

コウはキーに、破片を差し出しました。

キーはコウの破片を取ろうと、手を出したけど少し考えて。

「いいよ。それはコウにあげる。だって僕、コウが大好きなんだ。大事にしてね。」

また、二人でニッコリ笑いあいましたが、キーは少し寂しそう。

「カケラの落とし物のありかが見つかったから、僕は帰らないと」

絵本「ほしのかけら」7/7

ほしのかけら7


コウは、驚いた顔をして

「もしかしたら、破片は僕とキーを会わせてくれる為に、僕の所に来たのかも」

大きなカケラと小さな破片、二つとも、二人の笑顔のようにキラキラ輝いています。

キーもそう思いました。

「僕は、遠い所に帰ってしまうけど、それを僕だと思って忘れないでね」

「うん、忘れないぜったいに」

二人は、カタッポの手に宝物を、もう、カタッポの手で握手をしました。

キーは、いなくなってしまったけど、コウの心の中にはいつまでもいるのです。

目に見えない、キラキラした暖かい物を残して。

おしまい。