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絵本「透明マント」0/8

透明マント0


久々に描いたお話なので

モチベーションも復活して描きました。

最後のオチがイタダケナイなぁ。。。


魚眼レンズ的な、空間の歪みを描く事に喜びを感じました。

絵本「透明マント」1/8

透明マント1

ピ~ヒャラドンドン

お囃子聞こえはじめると町の子供たちは神社へと集まってきました。

今日は夏祭り!子供たちは出店に夢中で

タコ焼き・イカ焼き・わたアメなどで両手がいっぱい。

「おじさん。焼きトウモロコシちょーだい」

男の子はできたての焼きトウモロコシにかぶりつきました。

「あれ?あんなところにも出店があるぞ」

男の子は、ちょっとかわった出店があるのに気がつき、

のぞいてみることにしました。

「いらっしゃい」

絵本「透明マント」2/8

透明マント2

「おじいさん。これなぁに。」

「これは透明マントといって、身に着けると透明になれるんじゃよ。」

「ほんとうに透明になれるの?!」

「そうだよ。ちょっと値段は高いけどな。」

「そんなぁー。もー僕お小遣ないよ。」

「そんなに欲しいなら、お金はいらないよ。1回だけ貸してあげよう。」

「本当!!おじいさん!ありがとう!」

「ただし、使ったらすぐに返しに来るんじゃぞ。」

「うん!!」

絵本「透明マント」3/8

透明マント3

男の子は、さっそく透明マントを身に着けてみると、

みるみる透明になったのでした。

「よーしこれで好きなだけ食べられるぞ!!」

そう言うと近くにある露店の食べ物や、人が持っているお菓子などを盗って、

ムシャムシャ食べてしまいました。

「これは楽しいぞ!もっと色々してやるぞ!!」

そういうと女の子のスカートをめくりはじめました。

「キャーなにー風かしら」

「うふっふ。全然ばれてないや!!

こんな楽しいのに1回しか使えないのはもったいないな。

絵本「透明マント」4/8

透明マント4

男の子はおじいさんの所へ透明マントを返しにいったのでした。

「おじいさん。ありがとう。」

「楽しめたかな。」

「おじいさん!もう1度だけかしておくれよ!!」

「そうかぁ。そんなに気に入ってくれたか…それなら特別にもう一度だけ貸してあげよう。」

「やったー!!」

「明日またここにとりにおいで。

家に帰った男の子は、透明マントの使い方を考えいて

中々寝ることができませんでした。

絵本「透明マント」5/8

透明マント5

「おじいさん。おはよう。透明マントかりにきたよ!」

「よく来たな。貸してあげるが、使うのは一回だけにするんじゃよ。」

「うん。」

『今日は遊園地でおもいっきり遊んでやるぞ』

そういうと男の子は出かけて行ったのでした。

「あはは。楽しいぞ!!」

なんと男の子は遊園地の乗り物を乗りたい放題。

「次はあれに乗ってみよう」

バシャ!! わぁ!!

「あぁあびしょ濡れだぁ」

絵本「透明マント」6/8

透明マント6

びしょ濡れになった男の子はマントをはずして乾かすことにしました。

しばらくすると…

『ぐぅ』

「お腹すいたなぁ。あっ!あそこにホットドックが売ってるぞ!」

男の子はホットドックを買いに行くことにしました。

「お金持ってきてなかったんだ。

どうしよう。

しまった。マント外しちゃったから透明マント使えないんだっけ…

でもお腹すいたしなぁ…」

悩んだすえ男の子は透明マントを再び使ってしまったのでした。

絵本「透明マント」7/8

透明マント7

「あぁーお腹いっぱいだ」

『2回目使ってもなんでもないや』

「今日は楽しかったなぁ。」

おもうぞんぶん遊んだ男の子は透明マントを返しに行くのでした。

するとおじいさんは何処にもいなかったのです。

「へんだなぁ」

しかたないので家に帰ってみると、誰も男の子には気がつかないのです。

「ママ!パパ!何で気がついてくれないんだよぉ」

絵本「透明マント」8/8

透明マント8

男の子は泣きじゃくりながら神社へ行ってみましたが、

誰も男の子に気づかなかったのです。

「ぐすっ。誰も僕のことがわからないみたいだ。ぐすっ」

『きっと僕がおじいさんとの約束を守らなかったからだ』

男の子は泣き疲れて神社で寝てしまったのでした。

男の子は自分を呼ぶ声で目が覚めました。

するとそこは自分のベットの中だったのです。

「あれ?いままでのは夢だったのかな?それにしてもこわい夢だったなぁ。」

ピーヒャラドンドン。

「いらっしゃい。これはめずらしい透明マントだよ!」

おしまい