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絵本「お菓子の王子様」0/8

お菓子の王子様0

太った王子様が主人公です。

なかなか好きな話になりました。

少年漫画風ですねー。

絵本「お菓子の王子様」1/8

お菓子の王子様1

ある島に小さな国がありました。

その国の王子様は甘いお菓子が大好き。

起きている時はずっと。

食事の時間がきてもお菓子ばかり食べていました。

【王子様お菓子ばかり食べていては、立派な王様になれませんぞ】

執事が言っても言うことをききません。

【執事のヤツうるさいな!おっ!いいこと思いついたぞ!!】

なんと王子様はお菓子の家をつくりはじめたのです。

絵本「お菓子の王子様」2/8

お菓子の王子様2

さっそく王子様は、クッキーやチョコレート、マシュマロやキャンディーなど

色々と国中にある全ての材料を買いあつめだしたのです。

【この窓はキャンディーにして、そっちの扉はチョコレート!

ここにはクッキーにしよう!!】

また、お菓子が足りない時は料理長にお菓子を作らせたのです。

【やったぞ!ついにお菓子の家ができたぞ!

これで誰にもジャマされずにお菓子が食べれるぞ!!】

絵本「お菓子の王子様」3/8

お菓子の王子様3

王子様がお菓子を集めたおかげで、国中のお菓子がなくなり街中大騒ぎです。

【王子様はずるいぞ!お菓子をひとりじめするなんて!】

国中からお菓子が消え、子供たちは泣き出してしまいました。

そんな悲しむ子供の思いが通じたのか、ある日の朝、

目を覚ました王子様は、いつもとようすが違うみたい。

【なんだ?ヘンだぞ!】

鏡を見てみると、王子様はお菓子になっていたのでした。

絵本「お菓子の王子様」4/8

お菓子の王子様4

王子様は訳がわからず大騒ぎです。

お城の人達もどうしたらいいのかわかりません。

そこへ、島の森に住むといわれる魔女が訪ねてきて言いました。

【国中のお菓子がなくなり子供たちは泣とるよ。

ワガママな王子にちょいと魔法をかけておいたわい。】

【このままだと、チョコでできた体は溶けて死んでしまうのぉ~】

魔女は笑いながら森へと帰って行きました。

魔女の住みかへ向かうしかありません。

絵本「お菓子の王子様」5/8

お菓子の王子様5

王子様は早速、家来に探させましたが、

島中探しても魔女は何処にも見当たりませんでした。

【いったい何処にいるのだ!!】

体は徐々に溶け始め、焦った王子様は、

城を飛びだし国中の子供たちに魔女を探して欲しいと頼んだのです。

しかし子供たちは

【王子様がお菓子になったって、僕たちには関係ないやい】

と言って、関心がありません。

仕方なしに一人で森へ向かいました。

しばらく探していると目の前に魔女の住みかがあったのです。

絵本「お菓子の王子様」6/8

お菓子の王子様6

【おやおや、来なさったな。】

家の中では魔女が怪しい液体をグツグツ煮込んでいました。

【もう皆のお菓子を独り占めしないから、元に戻してよ】

【約束できるな】

王子様は目をとじてうなづきました。

魔女は王子様の言葉を信じ、魔法のミルクを差し出しました。

王子はミルクを飲み干すと元の体に戻ったのでした。

すると…

【やっと元に戻ったぜ。。。元に戻ればこっちのもん。

またお菓子を独り占めしてやる!!】

絵本「お菓子の王子様」7/8

お菓子の王子様7

どうやら王子様は、まったく反省しなかったのです。

【我を騙したな。今度はキャンディーにしてくれるー!!】

魔女は王子様にキャンディーの魔法を唱えました。

しかし王子様の持つコップが魔法を吸収し、逆に跳ね返したのです…

【ギャーッ】

魔女はカチカチのキャンディーになってしまいました。

絵本「お菓子の王子様」8/8

お菓子の王子様8

【これで、邪魔する者はいなくなったぜ!!】

そして王子様はキャンディーとなった魔女をガリガリ食べてしまいました。

その時…

【イタタ…歯が…】

王子様は重度の虫歯になってしまい、

大好きなお菓子を食べる事ができなくなってしまったのでした。

そしてお菓子の独り占めをやめ、

子供達は昔のようにお菓子を食べる事ができるようになりましたとさ。

おしまい